NCロードスター サイドブレーキ(パーキングブレーキ)調整 引き代調整
こんにちは。
本日は、所有しているNCロードスターのサイドブレーキの引き代を調整したので紹介します。
1.背景
先日、フロントブレーキだけパッド交換したのですが、
その際にリアブレーキの残量チェックのためにリア側を持ち上げて、不意にタイヤを少し回したところ、、、
あれれ、、、ブレーキ引きずってますやん。
となりまして。
残量は十分あったのですが、
そういや、随分前にブレーキパッド交換しても全くブレーキの引き代調整なんて調整してなかったなあと言うことに気づきました。
NCロードスターのパーキングブレーキは、リアのブレーキと兼用のディスク式のタイプになっています。
ブレーキパッドを変えると、当然引き代も変わってくるのです、、、
今更感はありますが、無駄な抵抗つけて走っていることに気づいてしまったので、引き代調整することにしました。
ちなみに、車種によっては、インナードラム式と呼ばれる形式で、通常のブレーキとして使っているディスクの内側にドラムブレーキを有しているタイプがあります。
↓サイドブレーキの各構造の参考リンクです。お勉強したい方はぜひ↓
パーキングブレーキのあれこれ・・。 | タイヤ交換専門ショップ-タイヤフィッター
2.準備物
準備物としては、
・内装剥がし(なくてもなんとか行けます)
・10mmディープソケット・ラチェット
ブレーキキャリパー側も調整する方は以下も追加で必要。
・ホイールを外す道具(レンチ、ジャッキ)
・12mmレンチ
・キャリパー戻し(ない場合はマイナスドライバーでも可。大変ですが)
3.作業内容
ブレーキレバー側は非常に簡単。
まず、ブレーキレバーの根本のカバーを外します。
外し方は、
①車両後方側が上下方向に刺さる爪になっているので、まっすぐ引き上げて爪を抜きます。
(内装剥がしがあれば使いながら外してください。)
②前側は車両前後方向に刺さる爪になっているので、後方にカバーを引き爪を抜く
③90°カバーを回転させてレバーのボタン方向(車両前方向)に抜けば、終わり
そうすると、中に調節できそうな10mmのナットが見えてきます。
ここで調整します。引き代を見ながら緩めて行けばOK。
続いて、キャリパー側です。
ホイールも外し、キャリパーを外します。
キャリパーのピストンに十字の溝(以下に参考図)があるので、それをピストン戻しツール(orマイナスドライバー)で戻します。
ある程度戻したら、サイドブレーキの引き代を見て、いい感じのところでとどめておきます。
戻しすぎるとサイドブレーキが深くなってしまうので程々にしておきましょう。
4.結果
ブレーキ引きずり改善しました!
簡単な作業なので、ブレーキパッド交換のときにしっかり見ておくべきでした、、、、
これで変な抵抗なくタイヤが転がるでしょう。