NCロードスターのヘッドライトバルブ交換(ハロゲン→LED)
こんにちは。管理人です。
今回はロードスター(NCEC)のロービーム ヘッドライトバルブを交換したので、その内容について紹介します。
車を買ったら電球変えろって小学校で習いましたもんね←
今まで、ポジション球のみLEDにしていたのでロービームもLED化していきます。
結論から言うと素人の私にはかなり大変でした。←
まず、今回ヘッドライトを交換するロードスターはNC1型のNR-Aグレードでハロゲンバルブの車両となっています
ちなみにNCロードスターは、ハイビームとロービームでそれぞれ点灯するランプが異なっており、HID仕様車はローはHID、ハイはハロゲンなので、みんカラで見てもハイビーム交換の整備記録は多いです。
一応以下に、バルブサイズを参照しておきます。
ハロゲン仕様車・・・LOWーH7 HIーH11 ポジションーT10
HID仕様車 ・・・LOWーD2S HIーH11 ポジションーT10
(●参考)
http://www.heartnet.info/car/html/mazda.php
今回はハロゲン仕様車のLOW、H7バルブの交換をしていきます。
あまり作業の画像を撮っていないので、文章ベースの説明になります、、、すみません。
ポジション球の交換は以下の記事で紹介しているので良かったらご覧ください。
zakki-carlover.hatenablog.com
交換する電球はこちらの電球。88HOUSEというメーカーのLOUDというLEDバルブになります。
<参考商品>
この商品を購入した理由は、たまたまオートサロンで安く売ってたので買っちゃったって感じです。笑
写真を見ていただいて分かる通り、ファンレスのタイプです。
ファンレスなので冷却用のフィンが付いていますが、バカでかいわけではなく、つながるバラスト?(黒い四角い箱)も小さいのでLED自体の取り付けはしやすかったです。
ただし、NCロードスターのロービーム交換は大変でした。
普通の車だとボンネットを開けただけでバルブに手が届くか、
整備性が悪い車でも、ヘッドランプのユニットごと外してアクセスするか、、、という感じですが。
NCロードスターは、ヘッドランプの上からバンパーが重なっているような構造。
なおかつ、ランプの後ろにスペースが全然有りません。
[:400]
特に車両からみて左側はヒューズボックスが邪魔でまっすぐではアクセスできないので、横から手を突っ込んでアクセスできるかどうかといったところ、、、
NCロードスターのヘッドランプは内側からポジション、HI、LOW、ウインカーという順番で並んでいてLOWはかなり奥まったところになります、、、みんカラの整備記録を見ると、、、
皆さんバンパーを外して交換をしているようですが、めんどくさがりの私は一旦後ろから手をつっこんで交換をしました。
まず、可能性がありそうな車から見て右側(ウォッシャータンク側)のランプから、、、
ハーネスやフードロックのケーブルが通っていて邪魔なので、車体と止まっているクリップを外してフリーにします。
フードロックケーブルのクリップはケーブルとしっかりくっついていないので、移動しないように養生テープとかでケーブルに止めておくといいと思います。(私はしませんでしたが)
ほとんど見えていない状態ですが、手探りでLOWビームのバルブを見つけて、ゴムの止水カバーを外して、バルブロックピンを外してバルブがランプユニットから取れました。白いプラ製のカバーがついている方はHiビームなのでそのもう一つ奥にあります。(画像がなくて申し訳ありません)
バルブが配線とつながっているので、コネクタを外します。
ハロゲンランプには極性がないので、+ーどちらにつけても点灯しますが、LEDやHIDのランプには極性があり、+ー逆にコネクタを装着すると点灯しないです。最悪は潰れます。
なので、テスターを使ってコネクターのどっちが+かチェックしていきます、、、、、
と言いたいところですが、テスターなんていいものは持っていません。
テスターを使わず、どちらが+が見極める方法は配線の色です。基本的に車の配線は黒いビニールテープでぐるぐる巻です。
しかし、コネクターの根本は巻かれていなくて、配線の色がわかるようになっています。
NCロードスターのLowビームの配線は2種類(3本)来ていて、黄色と白色の2種類。
白色は同じ端子の方から2本線が出ています。
赤と黒ならすぐに+がどちらがわかるように、この場合も実はすぐにわかります。
黄色が+になります。
本当はテスターでチェックして実施したほうがいいのですがテスターがない状態であれば、配線の色を確認すればOKです。(あくまで自己責任ですが)
一応ここで間違えなく装着できているのか点灯チェックをして、ヘッドランプユニットにLEDバルブを装着。無事交換完了です。
次は車両左側のライト、
右側と同じようにできるといいのですが、ヒューズボックスが邪魔で出来ません。
ギリギリ手がバルブに届くかなといった状態なので、ピンを外して等の作業は厳しい。
ヒューズボックスも3方向に太い配線が出ていて固定されているボルトを外しても全く動きません。
ということで、ホイールハウス側からアクセスします。ハンドルを左方向にめいいっぱいに回してタイヤを動かすとアクセスしやすいです。
ホイールハウスについているカバーをめくれるように固定しているCLIPを外します。
プラスのクリップですので、短い+ドライバーで少し回すと浮くので引っ張って外します。
5~6個位CLIPを外すとめくってバルブにアクセスできるのでそのまま手をつっこんで右側と同様の手順で交換します。
見えにくいのでライトをエンジンルームの上から照らして作業します。
これにて終了のはずでしたが、
バルブ固定のピンが外れました。
ということで、バンバーを外して、ピンをヘッドライトユニットに元通りつけます。(せまい中手探りでしたくない人もバンパーを外すしかないです。)
バンパーのサイドはホイールハウスのカバーとフェンダーと固定されています。
暗くて写真が見えない状態になっているので、外したバンパーの状態ですが、下の画像の丸を書いている3つがフェンダーに固定されているので、見えにくくてかなり大変ですが2本のナットと1本のボルトを外します。
それに加えて、アンダーカバーとの固定とボンネットを開けたところにある大量のボルトを外します。これでまっすぐ手前にバンパーを引けば外れます!
おそらくすべての固定で30~35本くらいあったはず、、、めちゃくちゃ大変でした。
バンパーを外せば後は簡単。ヘッドランプを車体に固定しているボルトを外せば万事解決。
後はなるようになります。(めんどくさいので書きません)
後は逆の手順で組み付けます。
こういった手順でNCロードスターのヘッドランプのロービームバルブを交換できました。
車買ったらヘッドランプのバルブ交換するのが通例ですが、この難易度ではやる気が削がれてしまいますね。
ホイールハウスガードをめくってもほとんど見えない中での手探りでの作業になるので、結局バンパーを外す羽目になるかもしれません。
以上で、記事の本題は終わりです。
ここから余談で。
説明書にはヘッドランプバルブ交換の方法がなんて書いているのか確認すると、、、
電球(バルブ)の交換は出来ません。ランプユニット本体の交換になります。
だそうです。ハロゲン電球でこれはちょっとユーザーに厳しすぎませんか?
正直目を疑うレベルです。NCロードスターはハロゲン電球が切れる走行距離を走れないつもりなのか、
ロードスター乗りはバルブが切れたらユニットごと交換できる財力を持っているという考えなのか。そんな財力があればHID仕様車を買いますが、、、
ちなみにハロゲンランプの寿命は1000時間(3年相当)らしいです。3年したらヘッドライトユニット交換しましょうっていうのがマツダの考えなのかもしれません。
bestcarweb.jp
ただし、ここまで毒を吐いてますが、ディーラーではバルブ交換してくれていると思います。
私の車は前オーナーがディーラー整備でしたが3-5年前にユニット交換した形跡はないので、、、
と、普通にショップに持っていけば、交換対応してくれるでしょうし。
さらなる、余談ですが、外したよーくバルブを見ていると、
バルブの端子にアダプターが付いています。外しても全く同じ形状のH7なので、単なる延長、、、、
整備しにくいヘッドランプでしたが、もしかしたら少しでも整備しやすいように長くなるように工夫はしてくれているのかもしれません、、、
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