NCロードスター(NCEC)Vベルト、テンショナー、アイドルプーリー交換
ご無沙汰しています。
私の乗っているNCロードスターですが、総走行距離は10万キロ、初回登録から15年に達しています。
ということで、予防整備として、Vベルトとその他関連部品を交換したので、内容を紹介します。
作業時間30分(1人作業)で意外と簡単でした。
1.購入品説明
もともとはVベルトだけ交換しようとしていましたが、ベルトを一旦外したときにテンショナーとアイドルプーリーにガタツキ、シャリシャリ音が発生していたので、同時交換しました。
今回交換したのはこちらの3点です。
LFH1-15-940 プーリー アイドル (LF) 1個 MAZDA(マツダ) 【通販モノタロウ】
Vベルト以外の部品はお世話になっている業者様にお願いし、純正部品を購入しました。
ここではモノタロウのリンクを貼っています(私が購入しようとしたときは品切れでした、、、)。
みんカラなどで見ると、ベルト単体交換をしている人が多かったですが、触ってベアリングの劣化を感じたらテンショナーやアイドルプーリーも交換しておいたほうがいいんじゃないかと思います。
ただし、テンショナーもアイドルプーリーもベアリング打ち替えなどはできなさそうな構造。
かつ、テンショナー側はプーリー?は以下画像のASSYしか売ってないので、非常にもったいない気がします(価格も1.5万円程)
テンショナーの内部も劣化が激しいからASSY交換なんでしょうか?
あんまりASSYにしないといけない理由が納得できませんが、、、
2.作業内容
簡単にまとめると
①BAT外し→②BATカバー、トレー外し→③ベルト外し→④プーリー外し→⑤テンショナー交換→⑥プーリー取付→⑦ベルト取付→BAT戻し
という順番で作業しました。
以下、詳細を載せます。
①BAT外し→②BATカバー、トレー外し
早速写真を撮っていません。
ベルトたちにアクセスするために邪魔になるBAT周辺の部品を外します。
カバー、トレーを外す際にBAT行きの電線クリップを外す必要があって、少し面倒ですが、頑張りましょう。
BAT右側のパワステフルードタンクなどもベルト前なので邪魔ですが、外した場合、大掛かりになるので、外さずに作業します。
③ベルト外し
以下画像①のテンショナーのボルトをレンチなどで時計回りに回します。
そうすると、右側にテンショナーが動くのでその間に②のアイドルプーリーにかかっているベルトを外しましょう。
これで、ベルトがゆるゆるになるのでベルトは簡単に外れます。
④プーリー外し
上の画像内②の矢印のアイドルプーリーのボルトを外せばOK。
廻り止め剤が塗られているので、外すのは少し大変です。
⑤テンショナー交換
画像が撮れてませんが、ボルト2本を外すだけで外れます。
こちらも廻り止め剤が塗られているので外すのは少し面倒です。
つけるのは逆の手順でボルトを締め込むだけ、私は緩みどめ剤を塗っておきました。
エンジンにつく部品なので振動が常に入るので、緩みどめは塗るべきだと思います。私は下の商品を使いました。
高強度の緩みどめを使うと2度とネジが取れないくらいになるので、取る可能性が少しでもある場合は低強度or中強度程度にしておきましょう。
⑥プーリ取付
こちらは④の逆の手順でOK。こちらも廻り止め剤をつけました。
⑦ベルト取付
③でやったようにテンショナーのボルトを時計回りに回して、テンショナーを右に動かしてベルトを引っ掛けます。
テンショナーを右に動かしたのをキープしたままベルトを引っ掛けるのが少し大変です。
位置的に左手でテンショナーをキープ、右手でベルトを引っ掛けるですが、ベルトが外れて少し大変です。
ここだけは2人でやったほうが良さそう。
あとは、BATを戻して終わりです。
3.まとめ
アイドリング中にシャリシャリなっていたなという気はしてなかったですが、いざ交換してみるとアイドリング中の音が静かになりました。
やってみると簡単で、作業時間も30分で1人でできる作業内容だったのでやってみてよかったなと感じました。
店に頼むとベルト交換だけで5000円程度、テンショナー+プーリー交換を合わせると8000円程にはなるんじゃないでしょうか。
その分、他部位のメンテナンスにお金を回そうと思います。
自分でもできそうだと思った方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【使った商品】